私がZEH(太陽光発電)をあきらめた理由

こんばんは!いちおかです。
今回は私がZEH(太陽光発電)をあきらめた理由を書いていきます。
そもそもZEH(ゼッチ)とは
ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、家で使うエネルギーよりも家で作るエネルギーの方が多くなる住宅のことを指します。ZEHを申請することで平成30年度の場合は、ZEH+の場合は115万円、ZEHの場合は70万円の補助金が受け取れるようです。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について
ZEHの対象
ZEHの対象となるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 家の断熱性能を高める
- 省エネ設備を導入する
- 創エネ設備を導入する
1.の「家の断熱性能を高める」はi-smartやi-cubeであれば問題ないかと思います。
2.の「省エネ設備を導入する」はHEMSの採用や標準でついてくるエアコンのグレードアップが必要となり、オプション費用がかかります。
3.の「創エネ設備を導入する」では、太陽光発電を採用する必要があり、費用がかかります。
どこのハウスメーカー、工務店で建てても同じだとは思いますが、一条工務店の場合、ZEHを申請する前提として太陽光発電を採用する必要があります。
ZEHのメリット・デメリット
私の場合、太陽光発電を採用する=ZEHを申請する、ということで考えていたため、ZEHと太陽光発電のメリット・デメリットをここでは併せて書いてきます。
メリット
- 平成30年度の場合ZEH+の場合は115万円、ZEHの場合は70万円の補助金が受け取れる。(ZEH)
- 発電による売電収入を受け取れる。(太陽光発電)
- 余剰買い取りの場合、日中の電気代が安くなる。(太陽光発電)
デメリット
- ZEHの申請費用・追加のオプション代、太陽光パネルの設置費用等イニシャルコストがかかる。(ZEH・太陽光発電)
- 将来の売電価格が保証されない。(太陽光発電)
- 積雪地域の場合、冬期間は発電できない。(太陽光発電)
- 10年単位で太陽光パネル・パワコンのメンテナンスが必要。(太陽光発電)
- 申請の期限が決まっているため、急いで打ち合わせを進めなければならない。(ZEH)
私がZEH(太陽光発電)をあきらめた理由
理由は、太陽光発電を採用してZEHを申請するメリットがデメリットを上回れなかったからです。予算に余裕がなく、初期費用が増えるのはとても痛いのですが、それでもメリットが上回っていたら太陽光発電を採用してZEHを申請していたと思います。
特に大きなデメリットだと思ったのが、以下の2点です。
- 将来の売電価格が保証されない。(太陽光発電)
- 積雪地域の場合、冬期間は発電できない。(太陽光発電)
売電価格は2011年頃は42円/kWhだったのが、2017年は28円/kWhと半額近く下がってしまっています。私としては今後も売電価格は下落し続けると予想したため、ここまで売電価格が下がってしまうと、太陽光発電の導入にかかる費用を回収するのは難しいと考えました。
また、私が家を建てようとしている地域はいわゆる豪雪地帯のため、12月から3月までの期間、発電が見込めません。そのため、雪が降らない地域よりも太陽光発電の導入にかかる費用の回収は難しいと考えています。。
一条工務店の太陽光パネルは屋根一体型のため、とても丈夫でメンテンスもほぼほぼ不要と聞いていました。これはとても魅力的ですよね。しかし予算に余裕がない、かつデメリットの方が目立つ現状では、とても太陽光を採用するという判断ができませんでした。(;▽;)
でも、できれば採用してZEHの補助金ももらいたかったです!太陽光を採用された方が羨ましいです。(^^)
今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました!